華やかはつくれる

美容と料理が趣味のアラサーのブログ

2022年 お気に入りいろいろ

気に入っているもの

毎年この時期になると、ベストコスメとか買ってよかった、とかをまとめているエントリを目にするのでやってみたかったのですが、コスメは定番スキンケアをリピートするくらいしかしていないし、買ってよかった、は本当に今年買ったものかどうかわからなくなってグダグダしそうなので、現状気に入ってるものとか、ハマってるもので思いつくものを気ままにまとめることにしました。

自己満足なので特にリンクや画像解説のない不親切仕様です、ご容赦ください××

 

レミパン

おなじみ平野レミ監修のフライパン。

お誕生日プレゼントに両親に貰って以来、日々の料理の相棒です。

デザインがシンプルで機能的。

調理中のヘラやレードルがマグネットでハンドルにひっつく(平野レミモデルじゃなくても無印のような鉄芯のシリコン調理器具ならくっつく)ので、狭めキッチンの我が家には助かってます。

大小ふたつ持っているのですが、大はオプションのザルをセットすると、うどんやお蕎麦、そうめんなどの乾麺を茹でて冷水で〆て水切りするところまで簡単に出来て良いです。

小は毎日のお弁当作りやスープ作りに大活躍しています。

 

マジックブレット

コストコで5000円ちょいで買いました。

持ち手付きのジョッキみたいなかたちになってるカップがついてるので、そこにフルーツや野菜を放り込んで刃のついたキャップをしめて本体に接続、ガーッとするとあっという間にスムージーができちゃう。

飲み口にはめる用のリング(色味は原色の赤と青でダサい)がついてるので、それをつけて食卓に出します。

お洒落なグラスにいれた方が可愛いのはわかっているのですが、機能性重視の朝は多少ダサくてもOKとしてます。

 

あと、マヨネーズが気軽に作れるのもありがたいです。

常備用を松田のマヨネーズ(少しお高いけど美味しい、我が家は辛口派)に変えてから、ポテトサラダやマカロニサラダにたっぷり使うのはちょっと気が引けるなって思ってたので、たっぷり使う時は自分で作っています。

たまご、塩、砂糖、りんご酢ディジョンマスタードか粒マスタードをベースに、米油で乳化させる時にその時使いやすい粘度に調整しています。

保存用蓋がついているので、混ぜたカップでそのまま冷蔵庫にしまえるのも機能的で良い◎

自作マヨネーズ、全卵ひとつぶんでも結構大量にできるけれど保存性が良いものではないので、ゆで卵や野菜などにちょこっとだけかけたい時は市販のマヨネーズ、料理にたっぷり使う時は自作して余ったら早めに食べ切る、というふうに使い分けています。

 

マジックブレットはコンパクトで使いたい時にささっと使えるのが良いです。

我が家は調理台から手が届くところにコードを繋げたままで置いてあるので、ほんとにすぐ使える。

けれども流石に、ポタージュ作ったり、たくさんの野菜をみじん切りにしたりするなら、ブレンダーやフープロに軍配が上がります。

私は調理器具が好きなのと、単純に使い勝手的に全部あった方が良いと思っているので、今の所多分、どれが壊れても買い換えると思います。

 

スムージー

上記に派生して。

バナナやキウイ、りんご、いちごなど季節のフルーツ二種類くらいとセロリやケール、紫キャベツなどの葉野菜を少し、あとは甘麹とヨーグルト、難消化性デキストリンMCTオイルを混ぜるようにしてます。

今のところそれでお腹の調子は良い感じです。

甘麹の独特な風味が苦手なのですが、スムージーに入れると飲みやすくて良いです。

 

今日のお昼はらーめん食べに行くぞ!って言う時でも朝にスムージー飲んでおくとなんか大丈夫な気になります。

 

Panasonicビストロオーブンレンジ

ビストロの上位モデルは発酵の温度や時間をかなり細かく調整出来ます。

この機能が欲しくて選んだ機種なので、ここぞとばかりに発酵食品つくって重宝してます。

 

最初は別でヨーグルトメーカーを買うことも考えていたのですが、発酵食品を作るのは寝る前とか朝食後すぐとかの時間帯なので、我が家ではオーブンレンジの使用時間と特に干渉することはなく、それなら一台で済む方が楽で良い、となりました。

 

毎日スムージーにいれるヨーグルトはすごく簡単にたっぷりできるので、お料理にも使いやすいです。

甘麹は公式のレシピだと、室温に冷ましたごはんに麹を混ぜて、水分足して発酵、という流れなのですが、ごはんを用意するのが面倒なので、全量麹で作っています。

甘麹を作る時の2回に一回くらいは塩麹も一緒に発酵させたり。

玉ねぎ麹や野菜麹も試してみたけれど、今のところ常備するのは塩麹だけでよいな、というところに落ち着いてます。

というのも、野菜麹系はどうしても甘みが強く出るのが良さでもありネックでもあり。

うちは基本的に料理の甘さは控えめが好み、な家庭なので、野菜の甘みで味付けの難易度が上がる場合が結構あり、市販のコンソメやブイヨンに戻しました。

 

他にも、スチーム機能で温泉卵ができちゃうのもとっても便利です。

お料理の仕上げにたまごをトッピングする時、市販の温泉卵を買ってくるか、卵黄にするかの2択だったのですが、卵からボタンひとつで作れるようになって、すごく便利。

卵白が余ることもありません。

 

ゆで卵も作れるのですが、ゆで卵はめちゃくちゃたくさん食べるので鍋で茹でています。

 

最近はスチームオーブンでつくる鶏ハムが簡単で失敗ないので重宝しています。

オーブンレンジはめちゃくちゃよく使うので、良い機種にしてもらって良かったなぁ、としみじみ思う家電のひとつです。

 

梅干し作り

初夏、一度梅を凍らせてから漬けるタイプのレシピで、すっぱしょっぱくてフルーティーな白梅干をつくりました。

これがとっても美味しくて、冷蔵庫のスペースが許すなら次は倍量仕込みたいくらい。

蜂蜜梅のような甘い梅が好きな人にはちょっと食べにくいかもしれないけれど、私はこの白梅干がとても気に入ってます◎

 

ここ最近のお気に入りの食べ方は、一度湯引きした鶏もも、冬瓜や蕪、大根などの根菜を昆布出汁と梅干しでコトコト炊くこと。最後に薄口醤油で少し味を整えると地味深い美味しいスープになります。

 

iittalaティーマ21㎝ボウル

北欧食器デビューの人に、もしひとつ勧めるとしたら私はこれです。

パスタもカレーもどんぶり系も、お肉たっぷりパワーサラダだって映えちゃう包容力と使い勝手の良いサイズ感。

たぶん、年間で一番使用頻度の高かったお皿。

パールグレーとブラックを持っているのですが、ブラックは食材を選ぶので、デビューは淡い色がおすすめ。

あまりにもよく使うので、私もまだカラバリ増やしたい気持ちがあって、リネンとかハニーとかパウダーとか狙ってます。

 

ピクミンブルーム

妹に誘われて最初は母が、その後私も参加して今は母娘でハマってるピクミンブルーム。

いわゆるポケモンGOピクミン版で、お散歩してピクミンを育てたりお花を植えたりして、特定の場所に紐づいたレアピクミンを手に入れるべく奮闘するゲームです。

 

運動が好きとか嫌いとかのレベルですらなく、外に出ずに済むならできる限り引きこもって静かに暮らしていたいタイプの人間だったのですが、ピクミンブルームをはじめて、最近は割とお散歩できてたりします。

歩き始めるとサクサク歩けてしまうのですが、この時期、お外に出るまでのハードルが高く、かつ暗くなるのが早いのがたまにキズ。

 

地元お散歩デートとGoogleマップ

上記に派生して、最近のブームは地元のお散歩。

デートの時は車でどこかへ行くことが多かったのですが、ピクミンのおかげで私に体力がついてきたので、お散歩がてら家から駅まで歩いて電車に乗る機会も増えました。

 

地元系YouTuberの動画をみて、行ってみたいお店などをピックアップしたり、今まであんまり読んでなかったタウン情報誌などからも面白そうなイベントを拾うようになるなど。

基本的に行ってみたいと思った場所は、Googleマップのリストにすぐに登録しています。

リストはざっくりとした地域ごとに作っていて、たとえば旅先でお店が臨時休業だったり、急に時間を潰さなければならなくなったりした時に役立ちます。

 

20代の頃から使っていて習慣になっているので、マップの登録地点数がすごい数になっていますが、たまに見返すと旅行で訪れた時のことを思い出せたりして、面白いです。

Googleマップの活用、おすすめです。

 

結局ギリギリに

はやめにはやめに、と思って書き始めた頃はクリスマスだったのですが、結局大晦日にこの項を書いています。

2023年は久々に紙の手帳を購入したので、いろいろ記録に残して、年末きちんと振り返れるようにしたいです。

 

 

 

春の京都散策

 

そうだ京都に行こう

桜の見頃には一周遅いけれど、気候も良いし天気も良いのでお出かけしよう、ということで京都に行きました。

どこに行きたいか色々相談して、阪急烏丸から河原町方面を目指し、三条を経由して烏丸御池から地下鉄で京都駅方面へ戻り、東寺の夜間特別拝観を見て帰る、という計画を立てました。

 

烏丸〜河原町

烏丸で電車を降りて、錦市場を通りながら目星をつけていたお店へ。

 

京菜味のむら 錦店

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雅ご前を頂きました。

おばんざいが12種類!

白和えにぜんまいが入っていて美味しかったので真似しようと思います。

カラフルなぶぶ霰がまぶされたすり身揚げも可愛くて良かった。

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湯葉丼はふわとろチーズ湯葉丼に変更で。

(食べたかった湯葉!)

ふわふわのエスプーマ状の卵がのっていて、美味しかったです。

おばんざいでお腹がいっぱいでちょっと多かったので、半分くらい彼氏に手伝ってもらいました。

 

食後は散策しつつ河原町方面へ。

sou・souのお店がかたまっているゾーンを目指してテクテク。

色々なテキスタイルの手ぬぐいを可愛いなぁ、と眺めていたら、掛け軸のように飾れる竹の棒が売っていて、これだ!となりました。

季節の手ぬぐいを、絵を架け替えるよりも気軽に飾るの、素敵だなぁ、とそわそわ。

衝動買いで失敗するのは悲しいので、熟慮してまた出直そう、と今回は連れて帰りませんでしたが、素敵なものに出会えて嬉しかったです。

次の京都散策のお土産候補リストにそっと追加しました。

 

この日は陽気がよくて、喉が渇いたので京都BALのラルフズコーヒーでコールドブリューを頂いてしばし休憩。

ランチが11時頃だったのでこの時点でまだ13時で、お店も混み合っておらずのんびりできました。

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京都BALの中は私の好きな雑貨屋さんや、彼氏の好きな服屋さんもあって、のんびりゆったりウインドウショッピングを楽しみました。

 

祇園〜三条

京都BAL を出てから、私が見たかった公長斎小菅さんへ。

竹細工のお店なのですが、ここの丸盆がほしくて、でも結構良いお値段なので下見に。

やっぱりとっても可愛くて、いつか欲しいなぁ、と思いました。

アフリエイトリンクではありません。

 

ほしいものの下見もできて満足し、ちょこちょこ色んなお店を覗きながらのんびりお散歩。

おやつの時間になったので、休憩がてらデートの楽しみ、甘いものを。

 

甘党茶屋 京 梅園 三条寺町店

三条寺町店限定の花点心を頂きました。

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みたらし団子は出来たてなので最初に食べてください、とのことでした。

香ばしい香りがしてもちもち美味しかったです。

あんの花束は弾力の強いロールどら焼きにキャラメリゼされたナッツがアクセントになっていて好きなおあじでした。

他は抹茶ときな粉、2種のわらび餅と栗の渋皮煮、抹茶クッキーとこしあん

少しずつ色々なお菓子を食べられて美味しかったです。

 

三条~烏丸御池

おやつを食べてチャージされたのでまた元気にテクテク歩きました。

狙っていた柚味噌を買いに。

 

八百三

 

復刻版のいちばん小さい陶器の容器を購入しました。

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包装紙もかわいい。

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尖りがなく、白味噌に柚子の風味がお上品な京都の甘いお味噌。

そのままお酢で伸ばして酢味噌にしたり、野菜と和えても良さそうでした。

使ってみるのが楽しみです。

烏丸御池から京都駅までは地下鉄でさっと。

京都駅の伊勢丹をゆっくりウインドウショッピングして、毎夜恒例の食後のティータイムのお茶請けも買いました。

 

晩御飯と夜間特別拝観

晩御飯は食べてみたかった京都の本家第一旭本店へ。

 

よく分からないままに彼氏がチャーシューメン、私が特製ラーメン(2つともお値段は同じ)を頼んだのですが、待っていると私の前に丼がひとつ、彼氏の前にちょっと大きい丼がひとつ、それぞれトン、トン、と無言で(でも愛想良く)置かれ、どっちがどっちかよくわからないまま食べました。

後で彼氏が調べてくれたところによると、特製ラーメンは麺が大盛りだったらしく、おそらく彼氏が食べたのが特製ラーメン、私が食べたのがチャーシューメンでした。

でも私はおやつが響いてチャーシューメン1杯もちょっと多くて手伝って貰い、彼氏は大盛りに満足したので、結果的にあべこべでちょうど良く、ラッキーでした。

次は私は普通のラーメンが良さそう。

肝心のお味ですが、豚骨醤油の塩味が強めのキリッとしたスープと赤身多めのチャーシュー、コシのある中太麺が美味しく、おやつがなければれぺろりと食べられそうな美味しさでした。

私は地元神戸の第一旭に慣れ親しんでいて、大好きなのですが、神戸の方が麺は細く、塩味もマイルドでした。京都は京都、神戸は神戸でそれぞれ美味しく、また来たいな、と思う味でした。

 

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腹ごしらえの後はバスで東寺へ向かい、夜間特別拝観へ。

 

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ソメイヨシノは見頃を終えて葉桜気味でしたが、八重桜はちょうど時期でした。

夜間に観る立体曼荼羅もそれはまた特別で、厳かでした。

砂利道をゆっくり歩きながら、境内を小一時間散策。

たくさん食べたので、東寺から京都駅まではおしゃべりしながら歩いて帰りました。

この日は駅から自宅までもバスに乗らずに歩いて帰ったので、一日で16kmも歩いていました。

 

おみやげ

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お茶請けに海鮮のおせんべいと阿闍梨餅を買って帰ってきました。

阿闍梨餅は5個入り+1個で6個お持ち帰り。

2人で3回、楽しめます。

 

買い忘れ

いつもの黒七味、使い切ってしまったのでついでに買ってこようと思っていたのをすっかり忘れて帰ってきてしまいました。

他のを買ってみるか、また改めるか悩むところです。

 

 

たくさん歩いて、美味しいものを頂いて、観光も楽しんで良い一日でした。

また思い立ったら京都に行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おついたち

レンジでお赤飯が炊ける

電子レンジでおこわを炊くレシピを見つけて、試してみたいなぁ、とあたためていました。

折角なので、年度はじめのおついたちに、もち米つながりでお赤飯を炊いてみようということで、チャレンジ。

結論から言うと大成功だったので、これからの定番レシピにしようと思います。

 

レシピ

・小豆 40g

・もち米 1カップ

 

①小豆は一度ゆでこぼし、圧力鍋にいれてひたひたのお水で加圧する。

 ※我が家はゼロ活力鍋なので加圧ゼロ分で自然に減圧しました。

 ※普通のお鍋で作るときは、かための茹で小豆ができればOK。後で炊くので、しっかり粒は残します。

 

②もち米は30分浸しておき、水を切ります。

 

③耐熱のボウルにもち米、茹で汁から上げた小豆、小豆の茹で汁150mlをいれて、ラップをふんわりかけて6分チン。

 

④ざっくり混ぜて、さらに3分チンして、完成。

 

炊き立てのお赤飯

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父がお赤飯のおにぎりが好きでよく食べており、小さいときはそんなに美味しいものかな?と思っていましたが、年齢が上がるにつれて小豆の風味のするもち米がしみじみ美味しいです。

自分で炊くことがなかったので、市販のお赤飯を食べることが多く、炊き立てを食べる機会があまりなかったのですが、炊き立ては小豆もホクホクしていて、もち米もふっくらで美味しかったです。

上記のレシピでお茶碗に二膳と、彼氏のおかわり分くらいは炊けました。

ごましおの買い置きがなかったのが残念だったので、次に炊く時は忘れずに準備したいです。

 

春のおでん

 

料理番組がすき

きょうの料理、キューピー3分クッキング、男子ごはん、グレーテルのかまど、魔法のレストラン、終わってしまうけれどおかずのクッキング、と料理番組がだいすきです。

 

今年、テレビを買い換えたのですが、新しいテレビにはタイムシフトマシンという機能がついていて、この曜日のこの時間帯、というのを指定しておけばHDDの容量が許す限り無限に録画してくれます。

録画された過去番組は番組表形式で一覧で確認できて、普通にチャンネル選択するように再生できます。

これがとっても便利。

テレビ、観なければ観ないで過ぎていくので、そこまで積極的に追っている番組はありませんが、放送されたあとでSNSの反響をみて観ればよかったな、と思ったり、気になっていた特番の録画を忘れていたことに気が付いたりするタイプです。

そんな我が家にはタイムシフトマシンはとても合っている機能で、日々満足しています。

ゴールデンタイムが録画範囲におさまるように設定しておけば、ちょっとした隙間時間に観る番組に困ることはありません。

模様替えをして、キッチンからもテレビがよく見える配置にしたので、晩御飯の支度をしながら、適当に前日のバラエティを斜め観しています。

そんな、とっても便利で大満足なタイムシフトマシンがあっても、わざわざチェックして個別録画して、きちんとテレビの前で座って観ているのが料理番組。

 

私は料理本も好きでよく読むのですが、やはりプロがお料理しているところを映像で見ると新しい発見も多く、とてもためになります。

また、自分一人の力で献立を立てると使う食材が偏りがちになるのですが、料理番組は季節の食材を積極的に使っているので、食卓のマンネリ化も防げます。

初めて使うような珍しい食材の時も、下拵えからきちんと教えてくれるので安心。

これは我が家には合わないかなぁ、と思うようなお料理でも、鮮やかな手際で仕上がる1皿を観るのは楽しいものです。

好きなお茶を淹れて、iPadでメモを取りながら、録画した料理番組を片っ端から観ていくのが私の好きな午後の過ごし方です。

 

春のおでん

だいすきな「きょうの料理」で観て、作りたいなと思ったのが春のおでん。

 

渡辺 あきこさんの春のおでん

 

かまぼこのピンク、ふきの緑色が鮮やかで、新じゃがいも、新玉ねぎと春の食材が入るので一気に春らしくなります。

お店で小さい新メークインと目が合った時、今だ!と思ったので、早速作りました。

ふきの下拵えはいろいろな方法があるようでしたが、今回は板ずりをして、重曹を入れたお湯に太い茎をいれて1分半、細い茎を足して1分半、下茹でして水に取り皮を剥きました。

 

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先日作って冷凍しておいたロールキャベツも入っています。

 

ちなみに

ロールキャベツは3分クッキングのレシピを参考にしました。

肉だねのつなぎに冷ご飯を使うレシピです。

(石原洋子先生、お上品で好きだったので卒業さみしいです。)

 

ロールキャベツのトマト煮|3分クッキング

 

レシピではトマトで煮ていますが、彼氏がコンソメ味が好きと言ったのでコンソメで煮ています。

つなぎにお米を使うことでしっかり保水されるのか、お肉がふわっとジューシーに仕上がって良かったです。

 

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作っておいて翌日に温め直して食卓に出す予定で仕込んだのですが、野田琺瑯レクタングル深型LLでそのまま煮込んで冷蔵庫に冷やすのが便利です。

直火OKなので温め直しもそのままできます。

結構場所をとるのですが、普段は冷蔵庫の野菜室で野菜をストックするのに使っています。

 

野田琺瑯 ホワイトシリーズ 保存容器 レクタングル深型LL

 

仕込んでいる時、火が通った段階でロールキャベツだけ冷凍しておいて、おでんを煮る時に一緒にいれて煮ました。

 

おでんの話に戻る

おでんつゆは色々な配合を試しましたが、なかなか、これだ!という味が決まりません。

今回は

かつおとこんぶの出汁1ℓ

味醂50㎖

・醤油大さじ2

・薄口醤油大さじ2

にしました。

好きな味だけどちょっと甘いかな、と感じたのですが、よく考えたら玉ねぎが入るので甘くなって当然なのでした。

次回、玉ねぎの入ったおでんを作る時は味醂を減らしてみます。

 

おまけ

啓翁桜の枝を買いました。

月曜日に買ったら、木曜日には開花。

 

Before

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After

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今年はお花見にも行きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

お出汁と野菜の浅漬け

 

出汁が引きたい

簡単便利なので顆粒出汁に頼ってしまいがちでしたが、ちょっと良い和食の料理本やレシピには必ず登場する「だし汁」の表記。

顆粒出汁を溶かしても別にいいよ、と書いてあるものもあるのですが、塩分量が少し気になるし、最近は時間があるので引けるものなら出汁を引きたい。

 

…でも1回ずつ引くの結構大変だし作業中はコンロひとつ埋まるよね…

 

という葛藤のもと、まずは久世福や茅乃舎のだしパックを使ってみたのですが、使い始めると消費が早くて、毎日これでお味噌汁飲むのはちょっと買い物が追いつかない…という問題に直面。

 

おでんや煮物など、出汁に重きを置くところだけだしパック、普段の味噌汁には顆粒出汁を使うようになり、両方必要で何をやりたいのか自分でもわからなくなったため、だしパックの普段使いは断念することに。

(後からコストコで売ってる久世福のだしパック大容量版を見て、消費期限が長ければこれをまとめ買いしておく手もあったな、とちょっと思いました。)

 

HARIOの出汁ポット

そんな時に調べて見つけたのが出汁ポット。

 

ガラスの計量カップストレーナーと蓋がついている設計で、ストレーナーの部分に昆布やかつおぶし、いりこなどを投入して少し置いてからレンチン、ストレーナーカップに立て掛ける(専用のくぼみがついていてきちんとはまる)と出汁がドリップできる、という仕組み。

お水は600mlまで入るので、出汁にすると500ml強とれます。

 

色々なメーカーから出ていますが、うちはHARIOにしました。

(ざっと見ですが、メーカーごとに大きく仕様に差はなさそうでした。)

 

出汁ポットで出汁を引く

コストコで買える大容量の日高昆布を常備していて、入っている1枚を半分に切るとちょうど5センチくらいの長さになるので、切ってから保管しています。

あとはいりこと、出汁用のかつおぶしを買ってくるだけ。

 

かつおだしのときは、出汁ポットに昆布とかつおぶし、お水をいれて最低30分ほどおきます。

(料理の初めに用意したり、明日は出汁がいるな、と思ったら前夜から用意しておくことが多い。)

あとはそのままレンチン8分。

ストレーナーを立てかけて、出汁の残りをドリップして完成です。

お味噌汁の時はいりこだしも同じ要領でとっています。

 

ルーティンに組み込まれてしまえば、思いついた時に出汁ポットに準備をして暫く冷蔵庫にいれておいて、使う時にチンしても良いし、チンしてドリップ、まで終わったものを冷まして冷蔵庫にいれておいてもOKなので、めちゃくちゃ便利。

気軽に出汁をとれるちょっと良い暮らしが手に入りました。

 

出汁を料理に

最近、減塩のために食事の塩分にメリハリをつける、ということを意識したくて、風味があって塩が少なめでも満足できるおかずは減塩気味に、濃い味でパキッとさせたい料理はいつもの塩味、というように心掛けています。

昆布やカツオ、いりこでとった出汁でお味噌汁をつくると、味噌が少なめでもお上品な味になって満足できるのでお味噌汁が圧倒的に減塩になりました。

(お味噌汁の塩分は大丈夫、という説も見るのですが、とりすぎをセーブするのに越したことはないだろう、という考えのもとでうちは減塩しています。)

 

また、煮物も出汁がしっかりしていると、出汁と薄口醤油や少しの塩だけで味が決まるので、料理の色合いも黒っぽくならず美しくなる。

見た目が綺麗に仕上がるとそれだけで嬉しい気持ちになるので、これだけでも満足でした。

 

浅漬けが美味しい

料理家の大原千鶴先生がすきで、よくテレビを観るのですが(おかずのクッキング、終わってしまってかなしい…)、大原先生のレシピは出汁を効かせた京風のもので、関西風を食べ慣れている私には口に合って美味しいです。

きょうの料理のウェブに掲載されている大原先生の浅漬けのレシピは、浅漬けの素を手作りして漬けるものなのですが、この浅漬けの素が万能で大好き。

 

大原 千鶴さんの春野菜の浅漬け

 

お出汁に薄口醤油、砂糖と塩をいれて沸かして、最後にお酢を加えて冷ます、というレシピ。

大原先生は簡単にとれる水出汁を推奨されているけれども、うちでは出汁ポットでとったかつおだしで作ります。

 

最後に入るお酢が味を引き締めていてとっても好きなお味。

 

レシピではにんじん、キャベツ、きゅうり、アスパラ、かぶを漬けていますが、思いついて軽く茹でたごぼうを漬けたものがとても美味しかったです。

 

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浅漬けのもとまで作っておけば5日ほど日持ちがするので、料理で余った野菜で作って食卓に出せば簡単に1品増えてとっても便利。

青紫蘇と硬いトマトを浅漬けのもとでマリネしたものも美味しく頂けました。

彼氏は春キャベツと人参がお気に入り。

 

というわけで、出汁ポットで食卓が豊かになったよ、というお話でした。

お気に入りの浅漬け、その時の旬の野菜で色々試して、食卓を彩り豊かにしていきたいです。

美味しい組み合わせを見つけたらまたご報告します。

 

 

 

 

久しぶりのブログ

ずっと放置していたのですが、これから長めに色々書きたい時はこのブログに書こうと思います。

見返すと最後の投稿が2019年なので、文体や暮らしが色々と変わっていますが、そこはご愛嬌で…

(読み返すと3年前の料理はイマイチぱっとしないし、食器や盛り付けも全然イケてない…)

 

食器やインテリア、お料理が好きなので、買ってよかったものや欲しいもの、日々思っていることなど書けたらな、と思います。

栗仕事2018~2019

秋の風物詩、栗仕事

 

私は栗の渋皮煮が好きなのですが、なかなか市販品が手に入らず、また売っていても好みの味より洋酒が強過ぎたり、甘過ぎたり、と納得のいくものとなかなか巡り会えないので、もうこれからは毎年自分で作ることにしました。

昨年は2kg購入したのですが、あっという間に使い切ってしまったので、今年は4kg買ってもらいました。

 

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結構な量です。

 

黙々と栗を剥く

栗の皮むきには色々な流派がありますが、私は基本的に膂力がないので、すぐに課金して道具に頼ることにしました。

去年から愛用しているくりくり坊主という皮むき機はとても使い勝手が良くておすすめです。

とてもよく切れるので、渋皮までざっくりいってしまう時があるくらい。


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基本的には渋皮を残す気持ちで鬼皮だけ剥いて、傷付けてしまったら栗ご飯用に回す、という方針で作業を行います。

めちゃくちゃ時間がかかるので、テレビの前に腰を据えて、Amazon primeで映画を観ながら作業しました。映画2本半観れた。

手が汚れるのも嫌なので、作業中は両手にニトリルゴム手袋を装着しています。滑りにくいので怪我防止にもなる。

 

プレーンの渋皮煮

工程5の後に一晩寝かせているので、灰汁抜きと加糖して煮込む作業で3日かけています。

最初の皮剥きと灰汁抜きさえ休日に終えてしまえば、あとは特に手間はかかりません。

栗が暴れないよう、弱火で根気よく作業するのがポイント。

 

材料

  • 栗 鍋に収まる範囲で好きなだけ
  • 砂糖 栗の重量の1/2量
  • 重曹 大さじ3

 

作り方

  1. 栗の鬼皮を剥く。傷が付くと煮崩れるので注意。剥いたら水につけておく。
  2. 栗とかぶるくらいの水、重曹大さじ1を鍋にいれ、灰汁をとりながら弱火で10分煮て洗う。3回繰り返し、最後に筋や汚れが残らないように掃除する。
  3. 水だけで5分煮て、一晩そのまま置いておく。
  4. 栗を洗い、かぶるくらいの水と砂糖1/5量を入れて煮る。
  5. 10分おきに砂糖を加える。砂糖の量3/5までこの作業を行ったら、一旦火からおろして完全に冷ます。
  6. 再び火にかけ、残りの砂糖の半量を加えて煮る。10分煮たら火を止め、完全に冷ます。
  7. 最後に残りの砂糖を加えて10分煮て完成。

 

コーヒー味の渋皮煮

上記レシピの工程4で煮る水を濃いめのコーヒーにするだけ。

コーヒーで煮るのでプレーンより少し皮が締まります。

今年はコーヒーにしましたが、紅茶で煮ても良いかも。

ラムなど加えて洋酒風味にすることも考えましたが、私も含めてお酒が得意でない身内が多いのと、お菓子作りに使う時に別で添加すれば良いと思ったので今年は試していません。

お酒が飲めればいろいろ試して見ても面白かったかもなぁ、といろんな料理の時に思います。

 

瓶詰め

瓶詰めして脱気したところ。

ラベルメーカーで作ったシールを貼るとそれなりの感じになって可愛い。

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カインズで売っていた保存瓶を使いました。

価格もサイズも手頃でよかった。

その年の栗のサイズにもよりますが、今年はひと瓶に10~12粒程度入りました。

 

栗おこわ

 

渋皮煮用に鬼皮だけを剥こうとしても、不意に傷つけてしまうことがあるので、そういった栗は甘露煮と栗ごはんにします。もち米の食感が好きなのでうちはおこわ派。

 

分量

  • 米1.5号
  • もち米0.5号
  • 塩 小さじ1
  • みりん、酒 各大さじ1
  • だし昆布10cm
  • 栗200g

 

上記分量をいつもの水加減でそのまま炊飯するだけです。


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秋の風物詩、秋刀魚と一緒に。

塩焼きにするだけなので、栗仕事に忙しい日でも簡単美味しくて良い。

 

渋皮煮入のパウンドケーキ

珈琲味の渋皮煮は、後日パウンドケーキに入れました。

市販されている栗の入ったパウンドケーキは洋酒が強いものが多いのですが、自作すると加減が効くのでお酒が苦手な人でも大丈夫です。

今回は珈琲風味の渋皮煮を使ったので、ほんのりモカテイスト。

春に陶器市で買ってもらったお気に入りの波佐見焼に乗せて。

 

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材料

  • 薄力粉 100g
  • アーモンドプードル 20g
  • ベーキングパウダー 3g
  • バター 100g
  • 砂糖 75g
  • 卵 2個
  • 渋皮煮 好きな量(今回は瓶半分)
  • 渋皮煮のシロップ 大さじ2
  • ラム酒 大さじ1
 

作り方

  1. バターに砂糖を分けて加えながらハンドミキサーで混ぜる。
  2. 卵も分けて加え、分離しないように注意しながらハンドミキサーで混ぜる。
  3. あわせてふるっておいた粉類の1/3量を加え、ハンドミキサーで混ぜる。
  4. シロップ、ラム酒を加えてさらに混ぜる。
  5. ゴムベラに持ち替え、残りの粉を2回に分けて加え、練らずにさっくり混ぜる。
  6. 使い捨てパウンド型に生地を薄く流し込み、渋皮煮を並べる。
  7. 更に上から生地を流し込む。この時、型の八分目までに収めること。
  8. 170度のオーブンで40分焼く。

 

最初に全ての材料を計量しておけば、あとは加えて混ぜていくだけなので簡単です。

渋皮煮のシロップでほんのりモカテイストになりますが、もっとしっかりコーヒー味にしたければ、インスタントコーヒーを足してもいいかもしれません。

 

モンブラン

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クリスマスの記事に詳細を書きましたが、プレーンの渋皮煮はモンブランにしました。

一から作るとやっぱり格別で、和栗だけを贅沢に使っているのでとっても美味しかったです。

手間はかかるけれど作る価値があります。

 

甘露煮は難しい

第一期栗仕事の時に栗の甘露煮も作ったのですが、ほくほく系の栗だったので煮ている時に実が割れてしまい、かなり細かくなってしまいました。

味は美味しかったのでそれはそれで瓶詰めにしたのですが、お正月の栗金団用に美しいものを用意したかったので、少し研究してからリベンジすることにしました。

 

しかしながら割れる

 

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めちゃくちゃ慎重に煮ても割れたので、今回のおせちの栗金団は栗オンリーで茶巾にすることにしました。

そうなると割れた甘露煮と作りかけの甘露煮が余るので、栗蒸し羊羹を作ってみることにしたのでした。

 

栗蒸し羊羹

 

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羊羹は今回初めて作りました。

冬なので寒天で冷やし固めるタイプのつるんとした羊羹でなく、蒸して作るむっちりした食感の羊羹を目指しました。

あまり甘すぎるのが得意ではないので、なるべく加糖せず、塩をしっかりめに効かせることにします。

また、何かの折に使えるかも!とテンションが上がって特に用途もなく買ってあった葛粉も使うことにします。

そうして完成したレシピです。これはもうほぼ決定版で良いかも。

 

材料

【羊羹】

  • こしあん 250g

  • 葛粉 5g+水 大さじ1

  • 栗甘露煮シロップ 大さじ2+水 大さじ1

  • 塩 小さじ1/2
  • 薄力粉 15g

【コーティング】

  • 水 60㎖
  • 寒天 1g
  • 砂糖 50g
  • 金箔 好みで

 

作り方

  1. こしあんと薄力粉を合わせてこねる。
  2. 水で溶いた葛粉を加えて更にこねる。
  3. 水で希釈したシロップと塩を加え、ゴムベラで練る。
  4. 刻んだ甘露煮を加えてまぜ、型に流して表面をならす
  5. 飾り用の甘露煮を並べる
  6. 蒸し器で50~60分蒸す
  7. 金箔以外のコーティングの材料を鍋で合わせ、蒸しあがった羊羹に塗る
  8. 好みで金箔を散らし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす

 

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あんは市販の甘さ控えめタイプのこしあんです。写真はシロップを加えてゴムベラで練っているところ。

全体に均一に、滑らかに混ざるようにボウルに擦りつけるようにすると良いです。

シロップは、「甘い方が良いな」という場合は希釈せずストレートで使っても大丈夫です。

また、塩の量も好みで加減します。小さじ1/2だとしっかり味が締まります。
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甘露煮の比較的無事なものをトッピングしました。4×4には不足だったので微妙にずらして帳尻を合わせています。
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蒸しあがり。

本来なら流し缶で作るのが理想ですが、自宅にないのでスクエアタイプのケーキ型で作っています。底取れタイプではあるものの、型離れが不安だったのでクッキングシートを敷いています。

そのまますぽっと取り外せて便利だった。


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寒天でコーティングして金箔をかけたところ。

このひと手間で表面の凹凸が目立たなくなり、仕上がりが美しくなります。

ただ、寒天の層はあまり分厚くすると口当たりが悪くなるので、あくまでコーティング程度で薄くするのがポイント。

 

四辺を落として綺麗に整えてから、半分は実家への手土産に、もう半分はおせちに添えました。

栗を好きなだけ入れた自分好みの羊羹が食べられる幸せ。

基本の蒸し羊羹さえマスターすれば、あんの種類を変えたり、入れるものを栗から芋などに変えたりできるので、いろいろアレンジが効きます。

冷凍しておけるので、1切れずつに小分けして保存するといつでも食べられます。最高。

 

栗金団

 

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甘露煮がふるわなかったので、おせちには贅沢に栗オンリーの栗金団を入れることにしました。

おめでたい感じにしたかったので、抹茶も混ぜて咲き分けにして絞りました。

 

材料

  • 栗 好きな量
  • 和三盆 栗の正味量の15%
  • 抹茶 適量

 

作り方

  1. 栗を圧力鍋に入れ、5分加圧する
  2. 圧力が下がったら栗を取り出し、中身をくり抜く
  3. くり抜いた中身を裏ごしする
  4. 和三盆を加え、練りまぜる。
  5. 一部を取り分け、抹茶で緑に着色する
  6. 栗生地ひとつあたり15g、抹茶生地10gに計量しておく
  7. 咲き分けになるように合わせて丸める
  8. ひとつずつラップでしぼる

 

栗の食感を残すためにいつもは少し粗く潰すのですが、咲き分け用に抹茶で染める時に色がむらなく混ざる方が綺麗だな、と思ったので今回は裏ごししました。

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裏ごししたところです。結構大変でした。

砂糖は和三盆か粉砂糖が良いです。

さっと溶けて混ざるので、生地の水分が均一になります。

粒子の大きい砂糖だと、あとから水分が出てくるのでややベッタリとした仕上がりになります。
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計量しているところ。

デジタルスケールにバットを乗せて、ひとかたまりごとにゼロ表示をかけながら作業すると楽です。
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成形ですが、まずそれぞれ上記のように整えます。

栗生地は円錐っぽく、抹茶生地はどんぐりの帽子っぽく。
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それを合体させます。
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抹茶生地を伸ばしながら被せて、境界を指でつまみながらぼかすと咲き分けになります。

自己流なので、もしかしたらもっと良い方法もあるのかもしれませんが、比較的成形しやすく、また完成後の分離も防げるので良かった。
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咲き分けと栗生地のみで丸め終わったところ。
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あとはひとつひとつラップで絞るだけ。

咲き分けの方は、なるべく境目が真っ直ぐになるよう意識して絞りました。
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最後に絞り終わりを人差し指と親指でつまんでねじりながら押すようにすると綺麗に整います。
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完成。

ころんとして可愛い。

咲き分け、作業が大変だったけれどやっぱり可愛い。

ただ、食感は粗めに潰した時の方が好みだったな、と思いました。

次は抹茶生地分だけ裏ごしして、栗生地分は粗めに潰すことで対処しようと思います。

 

あと300g

実は栗があと300g残っています。

うちには羊羹好きがいて、栗蒸し羊羹がとても好評だったのできっと羊羹になるのだと思います。

渋皮煮は自宅で食べたりお嫁に出したりして使い切ってしまったので、また秋のお楽しみです。

 

栗仕事はやめられない

渋皮煮2種類と甘露煮(今年は割れてしまった)の瓶が完成すると、毎年かなりの達成感があります。

渋皮煮、甘露煮は完成品ではあるものの、またそれ自体もあくまで素材なので、そこからまた何に加工しようか、と考えるのが楽しい。

美味しくて楽しいので、大変だけれど栗仕事はやめられません。

来年は栗饅頭など作ってみても面白いな、と今からいろいろ考えているのでした。