2018年4月の東京遠征① 京料理のお弁当とエビスコ酒場
4/14〜2泊3日で東京へライブ遠征してきました。
新幹線でゆっくりお弁当を食べ、取り敢えずまっすぐホテルに向かうのが基本のスケジュールです。
食いしん坊なので旅の主な楽しみは食事です。
旅の楽しみ、お弁当
いつも京都駅から新幹線に乗り込むので、お弁当は新幹線の駅構内で購入します。
結構な頻度で遠征しており定番のめぼしいお弁当は食べ尽くしてしまったので、今回は少し贅沢をさせてもらいました。
西陣魚新と和久傳のお弁当。
料亭のお弁当は数量限定らしく、他にも2種類ありましたがそちらは入荷待ち。
今回はこの繊細な京料理のお弁当二種類を買って食べ比べてみることに。
西陣魚新の京弁当
こちらは西陣魚新の京弁当です。
春の味覚満載で彩も美しく、箸をつけるのを躊躇う完成度。ずっと眺めていられる。
でもお腹がすいたのでちゃんと食べました。
筍御飯は出汁でシンプルに炊いてあり、塩味は強くないけれど風味が豊か。
筍は他にも煮物、木の芽和えとして登場していて春のお弁当のメイン食材は恐らくこれ。
蛸も鴨も冷めても柔らかく、鰻の八幡巻きはしっとりほろほろと解ける食感。食材を活かしつつ、常温のお弁当でも美味しく食べられる調理がされていました。
仕切りは筍御飯とちらし寿司、ちらし寿司とおかずの間の2つしかなかったのですが、おかずそれぞれの味や彩が全く混ざることなく、綺麗に保たれていたのが地味に感動でした。
子芋は白いまま煮られていたし、出し巻き卵はジューシーだけれども卵の味がしっかり感じられる。
普段の自分の料理も、もう少し味付けを柔らかくして、素材の味をきちんと感じよう、と思いました。
紫野和久傳のかさね<鯛ちらし>
和久傳の鯛ちらしは二段。
鯛は昆布締めされていて、酢飯にはあらめが散らしてありました。
こちらも空豆など季節の食材が使われていて、彩もとても綺麗。
特に美味しかったのは南瓜の煮物。出汁と塩だけで丁寧に煮付けられていて、ほくほくで素晴らしかったです。
総じて丁寧な仕事が感じられる繊細な料理たちでした。
機会があればお店でも食べてみたい。
エビスコ酒場
無事に東京に到着しライブを楽しんだ後、夕食と祝杯も兼ねてエビスコ酒場へ行きました。
エビスコ酒場は新宿での定番にしている居酒屋で、プロレス団体DDTが経営している炭火焼メインのお店。働いているスタッフもプロレスラーです。
プロレスの試合を実際に観に行ったことはまだ無いのですが、DDTの選手達が出演するネット番組を観て興味を持ったことがきっかけで、昨年初めて訪れました。
プロレスとは別にしても単純に料理が美味しく雰囲気もコスパも良いので、私のようなド素人でも楽しく過ごせます。
お通し
キャベツにごま油と塩昆布を乗せたシンプルなお通し。
鶏の唐揚げ
もも肉に生姜醤油の下味しっかりのタイプ。
ジューシーで美味しかった。
豚タンのマリネ
茹でタンにマリネ液がかかっているさっぱり美味しい一品。
キムチとアボカドのサラダ
アボカドとキムチを和えたものを韓国海苔で巻いて食べるシステム。
シンプルだけどめちゃくちゃ美味しい。白いご飯が欲しくなる味。
梅生しょうが焼き
豚バラ薄切り肉を生姜と梅の効いたタレで炒め合わせてある。梅が効いていてバラ肉でも食べやすい。
豚ホルモンの"最強"ガーリックソテー
ホルモンの噛みごたえと大蒜のパンチで満足感大。
厚切りベーコン
手書きメニューだったのでおそらく定番外。
肉感の強いベーコンというよりは、加工肉感の強いハムっぽいベーコンでした。
イカの塩辛とガーリックバターの焼き飯
めちゃくちゃ美味しかった!
焼き飯というよりバターライス寄り。
塩辛とバターと大蒜の組み合わせは美味しいと心に刻み込んだ。
冷やしトマト
お口直しに。
フレンチドレッシングに刻み玉ねぎたっぷり。
失敗
ライブが楽しかったのと、連泊で翌日もライブ以外特に決まった予定がなかったので調子に乗って普段は全く飲まないアルコールを飲みました。
結果、惨敗。
頭の割れそうな宿酔に後悔しました。
酔い始めたな、と自覚したところで飲むのを止めれば良かったのですが、調子に乗ってグラス1杯分飲み干してしまったのがよくなかった。
家で飲む時は梅酒やリキュールを自分の匙加減で割って飲むので失敗しないのですが、外だと気が大きくなっているのと、店によって濃さが違うので加減がよくわからずたまにやらかします。
アルコールの種類によっても相性の悪いのがあって、例えば焼酎は一切駄目です。
もっと楽しくいろいろなお酒が飲めれば良かった、と少し悔しくなりますが、体質は仕方が無いことなので上手に調整して行こうと思います*1。
そんな、たくさん食べて大満足の一日でした。
*1:酔って人格が変わったり、記憶を無くすことは無いのでそこは良かった